🖥️DM2Pエコノミクス

DM2Pエコノミクス

DM2Pトークンの発行・流通・焼却のフローを表現したエコノミクス循環図を上記に示します。この循環図では、DM2Pトークンのステークホルダーを4種類のロールに分類し、代表的なユースケースについて記載しています。

各ロールの説明は下記のとおりです。

Developer / Publisher

サービスの開発者や提供者を表現するロールです

Game Player / Consumer

ゲームのプレイヤーやサービスの消費者を表現するロールです

Investor / Supporter

投資やプロトコル支援のためにトークンを購入・運用するユーザーを表現するロールです

Contributor / Creator

サービスやプラットフォームの開発・バグ修正などに貢献してくれるユーザーや、コンテンツを提供してくれるクリエイターを表現するロールです

これらのロールは、一人のユーザーが厳密にどれかのロールに分類されるものではなく、複数のロールを兼ねることも想定されます。例えば、普段Game Playerとして関わっているユーザーが、一部トークンを運用してInvestorとして振る舞ったり、ゲームのBug Bountyに参加してContributorとして振る舞ったり、といったケースもあり得ます。

また、上記エコノミクス循環図のうち、より関連性の強い一連のエコノミクスを、サブエコノミクスとして切り出し、下記エコノミクス0~3として解説します。

エコノミクス0

循環図の左側に示す、Developer / Publisherがコンテンツを供給し、Game Player / Consumerがそれらを消費する部分のエコノミクスです。Developer / Publisherは、必要に応じてPlatform機能を利用し、その利用手数料を支払います。暗号資産を介さない場合、これは一般的なWeb2のプラットフォームサービスの構造と同一です。

エコノミクス1 - Growth Engine

エコノミクス0におけるPlatform手数料を、暗号資産であるDM2Pのみで支払うことが可能とすることを考えます。国家の発行する法定通貨が、その国の税金を支払うために使われるのと同様の仕組みで、Platform利用のための支払手段とすることで、DM2Pトークンの価値の下支えを図ります。Platformを利用するDeveloper / Publisherは、市場のExchangeを通じてDM2Pトークンを購入し、支払に用います。DM2Pの発行主体であるDM2C Studioは、新規発行したDM2PトークンをExchangeに供給し、Platformを通じて回収したトークンを焼却することで、需給のバランスを調整します。

エコノミクス2 - Economic Booster

DM2Pトークンの価格は需給バランスによって変動するため、Investorによる取引の対象となります。投資目的で購入されたDM2Pトークンは、保有だけでなく、DEXでのLP(流動性プール)への流動性提供のためにも用いられ、通貨価値の安定性に貢献します。また単純な投資目的ではなく、ビジョンへの共感やサービスの応援といった意味でトークンを買い支えるSupporterの影響が大きいこともトークンエコノミクスの特徴であり、本エコノミクスでもSupporterに向けた情報発信を重視しています。

また、Game Player / Consumerや、Developer / Publisherなど、PlatformやApplicationsに接点を持つユーザーに対しては、DM2Pトークンを長期保有することで得られる特別なNFTを提供し、そのNFTを通じてPlatformやApplications上の優待サービスを提供する予定です。これにより、トークンの長期保有を促し、トークン価格の安定化を図ります。

エコノミクス3 - Contribute 2 Earn

トークン価値が安定化するに伴い、決済手段としての利便性も向上していきます。そこで、PlatformやApplications上でのDM2P決済のユーティリティを拡大し、経済圏(関係人口)の拡大を目指します。Game Player / ConsumerによるDM2P決済の規模を拡大し、その一部はTreasury Poolにて運用をした後、ユーザーに対して還元を行います。このTreasury Poolは、DM2Pによる支払を行ったユーザーだけでなく、他の形で本経済圏に貢献してくれるContributor / Creatorへの報酬原資にもなります。

DM2Pのユーティリティ

DM2Pのユーティリティには、大別して「トークンの消費ポイント」と「トークンホルダーに対するインセンティブ」の2点の方向性が存在します。それぞれの観点で検討中のユーティリティについては下記リストを参照ください。また、取引所での購入・取引以外でDM2Pを入手するポイントとして、コミュニティ還元のユースケースについても記載しています。

トークン消費のユーティリティ

  • Developer / Publisher

    • Platform提供機能の利用手数料

      • 認証機能

      • 会員機能

      • KYC機能

      • ブリッジ

      • カスタマーサポート

      • 分析機能

    • ファイナンスサービス利用手数料

      • レンディング

      • カストディ

  • Consumer / Game Player

    • プレミアム会員機能

    • 高機能版ウォレット

    • web3ドメイン

    • 限定NFTの購入

    • 記念通貨

    • 限定ドメイン名

トークン保有のインセンティブ(NFT Farming)

  • Developer / Publisher Platform

    • 利用優待NFT

    • ファイナンスサービス優待NFT

  • Consumer / Game Player

    • プレミアム会員機能優待NFT

    • Applications内の優待NFT

    • 限定NFTの優先購入権

    • NFT 各種投票券NFT(人気投票、意思決定、ブースト等)

    • 新規サービスの先行NFT

コミュニティ還元

  • 各種グラント

  • Tresury Pool還元

  • エコノミクスへの貢献報酬

    • Bug Bounty

    • コンテンツ供給

    • サービス・ノード運用

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